予算100円でAWSに月30時間だけお試しRedmineサーバーを立てる

2023/02/01

AWS Redmine

t f B! P L

 Redmine使ってみたい!と思い立って、せっかくなのでAWS上に立ててみることにしました。

Windows+bitnamiあたりで無償ですぐ使えるのはわかっているのですが、ちょっと使って見るだけなら予算100円くらいでなんとかならないかなあと見込んでスタートです。

ちなみに1年間の無料枠は切れた前提での計算です。

1.お見積り

参考として聞き覚えのある中でお安めっぽいクラウドサービスから

Lychee Redmine

フリープラン
  • 0円
  • 基本機能(一部対象外)+カンバン
スタンダードプラン
  • 800円(1ユーザー/月)
  • 基本機能+ガントチャート+カンバン+ダッシュボード
(更に高いものは省略)
料金プランとオプションサービス|Lychee Redmine(ライチ・レッドマイン)らくらくプロジェクト管理ツール

これライチって読むんですね... 

無期限・無料のプランがあると今知ったので心が揺らいでいますが、基本機能(ってどの部分?)に制限のないスタンダードプランは予算オーバーです。予算はなんとなくで決めた100円なので!


続いてAWSの中でも手軽そうなものから

AWS - LightSail & bitnami-redmine

ここではまず、サーバーのスペックと使用率を決める必要があります。
料金計算ツールを見ると、スペックはバンドルという単位で選ぶようです。
あまり悩んでも仕方ないので適当に一番安いので。
  • Selected Instance:Bundle:0.5GB
    • Storage: 20GB
    • vCPU: 1
    • Memory: 0.5GB
    • Data Transfer Quota: 1TB

 使用率は月あたり何時間使うかで指定するので、日に1時間として31にしておきます。

1 インスタンス x 0.0047 USD 毎時 x 31 時間 1 か月あたり = 0.1457 USD (仮想サーバー設定)  - AWS Pricing Calculator

安い!20円?
と思ったらちょっと想定と違うみたい。基本的に止めても課金が止まらず、削除したときに課金が止まる仕様なので、1ヶ月使ったら3.5USD=460円くらい。
そういえば月額固定のわかりやすさが売りのサービスだった気もします。
1月常に使えて3.5USDは安いですが、どうせあまり使わないのと、無理やり予算に納めるとして「起動→バックアップして削除→起動して復元→…」みたいにするのも流石にちょっと...なので微妙なところです。


最後に、EC2を使う場合

AWS - EC2 & bitnami-redmine

最小構成で想定してこんな感じでしょうか。
  • インスタンスタイプ : t3a.micro (はじめはもっと安いのにしてたがAMIの条件でダメそうだった)
  • 時間 : 1h/日 (30.4h/月)
  • EBS : gp3, 10gb (はじめは2gbにしていたけど10gb必要だった)
  • データ送信 : 2GB (200kb*1000回でも200MBなので十分?)
Amazon Elastic Block Store (EBS) の合計コスト (毎月): 0.08 USD
データ転送コスト (毎月): 0.18 USD
Amazon EC2 オンデマンドインスタンスのコスト (毎月): 0.29 USD
合計月額コスト: 0.51 USDAWS Pricing Calculator
使わないときは止める想定です。さらに、固定IPを提供するElasticIPはEC2停止中に料金が発生するので、固定IPをあてにせず、ひとまずはコンソールを見てアクセスします。
クラウドの意味とは...?

ただしそのかいあって?1月あたり約66円。適当に決めた予算100円を下回りました!
AWSとRedmineを使ってみたいだけの用途には非常に良い感じかもしれない。

EC2で行ってみましょう!

2.構築

bitnamiのRedmineを使うので、ここ(Redmine Cloud Hosting on AWS)から順に、
手順もGet Started with Bitnami AMIs from the AWS Console(例はWordPressですが)にあるので進めていきます。

キーペア作って、
セキュリティグループ作って、(適当に情報白塗り)
AMIから1回テンプレート作って、
(ここで推奨がt3a.smallだったことに気づくがt2.nanoで押し切る)
起動!
失敗!(EBSを2gbにしていたけど10gbにしろと言われた)
改めて起動!
失敗!(インスタンスタイプがダメらしい。何なら良いのか書いてなかった...)

諦め悪く、推奨より下のt3a.microで起動
成功!


やったー

今日はここまで。

というわけで予定通り停止しておきます

Redmine試すとこまで行けなかったのと、起動停止はある程度自動化しないと使いものにならないので、そこまでは行きたいです。


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